先日、2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
大きな地震の知らせを受け、「自宅の備えは十分だろうか」と考えた方も多いのではないでしょうか。
地震そのものを防ぐことはできませんが、日頃の備えによって、けがや生活への影響を減らすことはできます。
今回のブログでは、ご自宅で可能な備えについて考えてみたいと思います。
まず確認したいのが、家具の配置と固定です。背の高い棚や食器棚が倒れると、けがの原因になるだけでなく、出入口をふさいで避難できなくなることがあります。
寝室や子ども部屋では、ベッドの近くに倒れやすい家具がないか、家具がドア側へ倒れないかを確認しましょう。L字金具や突っ張り棒などを使って固定し、棚の上には重い物を置かないことも大切です。
次に、水や食料、生活用品の備蓄です。内閣府では、最低3日分、できれば1週間分を用意するよう案内しています。飲料水は一人1日3リットルが目安です。非常食だけでなく、普段食べている食品を少し多めに購入し、古いものから使って買い足す「ローリングストック」であれば、無理なく続けられるのではと思います。
災害時には断水によってトイレが流せなくなる可能性もあります。浴室の浴槽にお水を貯めておくことも役立ちます。その他、飲料水や食料に加え、携帯トイレ、トイレットペーパー、カセットコンロ、懐中電灯、モバイルバッテリー、常用薬なども確認しておきましょう。乳幼児や高齢者、ペットがいるご家庭では、それぞれに必要な物を分けて考えることが必要です。
家族との連絡方法や避難場所も、事前に話し合っておきたい点です。地震が起きたとき、家族が同じ場所にいるとは限りません。連絡が取れない場合の集合場所、地域防災拠点までの道順、災害用伝言サービスの使い方を共有しておくと安心です。市役所で作成しているハザードマップなどは、スマホでも確認出来るので、自宅周辺の災害リスクも確認しておきましょう。
横浜市では、自宅が安全であれば、避難所ではなく自宅で生活を続ける「在宅避難」も選択肢として案内しています。ただし、そのためには建物の安全性に加え、家具の転倒防止や備蓄、感震ブレーカーなどの準備が欠かせません。感震ブレーカーとは、一定以上の揺れを感知すると電気を自動で止め、停電から復旧した際などの電気火災を防ぐもので、設置されている方も増えて来ています。
一度にすべてをそろえようとすると大変なので、今日は寝室の家具を確認する、週末に携帯トイレを用意するなど、できることから一つずつ始めてみるのはいかがでしょうか。
※地震の情報および防災情報は2026年7月30日時点のものです。